フィルムは最近の傾向と動向から広幅化しつつありますが、 MSRは最大2600 mm 幅までの蒸着フィルムのプラズマよる表面改質を受託しています。高い精度と経済面を可能にした環境を設けています。
近年モノマテリアル化が進み、アルミ箔とフィルムの多層製品構成を蒸着フィルムの一体化へと変化しつつありますが、蒸着フィルムをさらに多機能へと導くコーティングや貼り合わせが要求されると各誌で紹介されています。その中でも塗工やコーティングの剥がれの課題を多く抱えている企業様に対して特に密着性改善に効果あるプラズマ処理をご案内しています。
環境に重点:地球にやさしい=プラズマ処理
環境にいい1
・接着剤からRoHS指令にある有害物質を外しつつも高い密着力を得れる
環境にいい2
・複合材からモノマテリアル化が可能に
環境にいい3
・有機溶剤を使用する必要がなくなった
環境にいい4
・密着改善で材料構成見直しが可能に
親水化と励起状態
なんで親水化にこだわるの?
まずは親水化を調べてみますと こうあります。「親水化とは、材料の表面に水がなじみやすくなる現象です。普通の材料の表面に水を垂らすと、表面張力により水滴になりますが、この水滴をあらゆる工法で馴染ませる処理を親水化」 とあります。
親水化→極性官能状態
極性官能状態にある時は、表面の分子自体が極性、つまり官能状態にありますのでOやHを取り込みたい状態になると言えます。それが親水化→極性官能状態→高エネルギーと言えますので密着においての目安としては一番良いのです。
どうやって計るの?見るの?
一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、
濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。
画像のとおり、通常 材料の表面の
接触角
度はこのとおりです。
接触角
が大きいと言う事は 材料になじみ難い
つまりは相手側の材料とも馴染まないということになり
接着に大きく作用します。これらを親水化と呼びます。
MSRプラズマ処理親水化で
↓ ↓
プラズマ処理をすると画像のとおり、変化し始めます。
接触角が低い→親水化。
接触角については
1回で変化するものは比較的イージーで数回処理したりパワーを上げたり、混合活性ガスを投入したりとその材料に合った処理方法を探究します。
◎
A4サイズならいつでも無料!
でサンプル致しますので
◎金属箔 から 樹脂フィルムを
大気圧・窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガス・
混合ガスまで
材種を問わず業務委託・受託でのプラズマ処理はお任せください
。
金属箔・フィルム・シートものを最大2600㎜まで。密着と洗浄を同時に改質。クリーンルーム清浄度1000ですので高精度な要求にも対応。
密着・洗浄・分散の改善をプラズマ処理で!
[表面改質の実績]
銅箔
ポリイミド
ポリエステル
ポリプロピレン
ゴム
シリカ
アルミナ
シリコン
セラミック
ガラス
PVC
でも、接触角より何より大事なのは材料や塗材の性質から相性を見極める実績力なんです。