PET(ポリエステル)フィルムの親水化・密着性向上をプラズマ処理で行っています。

 PET(ポリエステル)をプラズマで
密着性改善 

素材を分子から改質

 

PET(ポリエステル)をプラズマ処理する

親水化・濡れ性改善
 

Wikiによりますとポリエステル (Polyester) とは

多価カルボン酸(ジカルボン酸)とポリアルコール(ジオール)との重縮合体である。ポリアルコール(アルコール性の官能基 -OH を複数有する化合物)と、多価カルボン酸(カルボン酸官能基 -COOH を複数有する化合物)を反応(脱水縮合)させて作ることを基本とする。中でも最も多く生産されているものはテレフタル酸とエチレングリコールから製造されるポリエチレンテレフタレート (PET) である。PETのリサイクルマーク(SPIコード)は1である。
 
多価カルボン酸は、無水物を使用すれば、脱水は起こらず、また多価カルボン酸のエステル(たとえばメチルエステル)を使用して、エステル交換反応も利用される。
 
樹脂の用途によって、分類名が変化してきた。主なものは次である。
 
1.繊維やペットボトルなどに使われる、テレフタル酸とエチレングリコールを主成分とするもの(Poly-Ethylene-Terephthalate 略して PET ペット)。繊維ではダクロン(アメリカ・デュポンの商標)、テトロン(帝人と東レの共同商標)などの商品名のままで呼ばれることも多い。
2.ボタンなどの成形品、ガラス繊維などで強化して、船舶・ボートなどに使われるもの。ポリエステルに不飽和基を含ませ、スチレンなどのビニル基をもったモノマーと成形時に共重合させる。不飽和ポリエステルという。
3.アルキド樹脂 油脂や他の樹脂(たとえばエポキシ樹脂)をも反応に加えて、変性(性質を調整)したポリエステル樹脂
 
ポリエチレンテレフタレート [編集](Polyethyleneterephtalate) 、ポリエチレンテレフタラートとも記述される。 略号はPETである。
 
1941年にイギリスのキャリコプリンターズ社テリレンとして発表され、1953年にアメリカのデュポン社が特許を取得し工業化した。石油由来の物質である。日本では、1958年から生産がはじめられた。
 
用途 [編集]繊維、フィルム、容器など広く使用され、経済性に優れた樹脂である。飲料容器としてペットボトルが広く利用されている。
 
繊維として耐熱性、強度に優れ、また染色性にも優れている為、現在生産される衣料用繊維(天然繊維を含む)の半数近くがPETである。 また溶融糸法紡績する際に糸の形状に変化を与えたり、抗菌素材を練りこんだりすることにより、種々の特性を持った合成繊維とすることが可能である。
 
 
エンジニアリングプラスチックの一つであり、熱安定性や寸法精度、電気特性に優れるため、電気電子部品や自動車部品などに幅広く利用され耐磨耗性が高く、主にエンジニアリングプラスチックスとして利用される。
 
 

あらゆるところで大活躍のPETフィルムをプラズマ処理して更なる親水化をしてみます。

「親水化とは、材料の表面に水がなじみやすくなる現象です。普通の材料の表面に水を垂らすと、表面張力により水滴になりますが
この水滴をあらゆる工法で馴染ませる処理を親水化」 とあります。

MSRではプラズマ処理を使ったPETポリエステル親水化を得意としています。

 
どうやって計るのかといいますと 一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、
濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。

プラズマ処理してみましょう

「親水化とは、材料の表面に水がなじみやすくなる現象です。普通の材料の表面に水を垂らすと、表面張力により水滴になりますがこの水滴をあらゆる工法で馴染ませる処理を親水化」とあります。MSRではプラズマ処理を使った親水化、密着改善を得意としています。
 
どうやって計るのかといいますと 一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、 濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。
接触角 プラズマで
絵のとおり、通常 材料の表面の 接触角 度はこのとおりです。
 
接触角 が大きいと言う事は 材料になじみ難い つまりは相手側の材料とも馴染まないということになり 接着に大きく作用します。これらを親水化と呼びます。 ◎◎◎◎◎◎
プラズマ処理

 
 

プラズマ後の接触角

プラズマ処理をすると図のとおり、変化し始めます。
接触角が低い→親水化。
1回で変化するものは比較的イージーで数回処理したりパワーを上げたり、混合活性ガスを投入したりとその材料に合った処理方法を探究します。
A4サイズならいつでも無料!でサンプル致しますのでお気軽にお申し付けください。
味見試作

 
◎mmaru ◎◎
 
混合ガスを活用したプラズマ処理で材種を問わず、表面処理、密着改善の受託はお任せください。

  ’’接触角を自在に調整可能です’’ つまり塗りやすくしたり、貼りやすくすることが可能です。密着力をコントロール。
最薄6μ
最大幅2600㎜
ロールtoロール

密着・洗浄・分散の改善をプラズマ処理で! 

プラズマ処で出来ること アルミ箔、金属箔の洗浄と密着の同時処理 粉体、粉末を親水化、分散化するプラズマ処理 フッ素フィルムの密着改善をプラズマ処理で
 

[表面改質の実績]

銅箔
ポリイミド
ポリエステル
ポリプロピレン
ゴム
シリカ
アルミナ
シリコン
セラミック
ガラス
PVC
 

 密着とプラズマ処理

原子、分子、化学結合により結びつき様々なフィルムが成り立ちます。それらフィルムは単体でも生活を便利にした欠かすことの出来ない素材ですが単体では得れない性能を要する場合、複合体が解決します。フィルム通しは勿論、フィルムと金属など限度の無い組み合わせで可能性は無限大に広がります。
 
その可能性は完全品質という壁にぶつかりますが幾度もブレークスルーしてきたのが分子密着改質です。ネイチャーの根本を処理するわけですから、密着力が他とは違います。
 

<実績>

フッ素フィルム、粉体
PET、PP
PI
PMMA
COP
PA
アルミ箔(AL)
ニッケル箔(NI)
銅箔(CU)
PVC
 
 

 

 
地球にやさしい技術:プラズマ処理
 
素材には、そのものにしかない特徴があります。そして異種素材の結合、融合によりこれまで生きる上で便利で必要な新素材を積層技術によりまかなわれてきました。ここにきて、地球存続の危機を訴え始められたことにより地球に悪いと言われる悪玉物質の使用制限が始まっています。でも悪玉と言われる物質が素材通しの融合の助けを多くしてきました。悪玉物質が使用出来ない今、結びあうことが出来ないといわれている素晴らしい機能を持つ材料がMSRには持ち込まれてきます。MSRプラズマは地球の、未来の やさしい技術として今日も活躍しています。
プラズマ処理のメカニズム
広幅の最大幅は2600mmまで。厚手シートから薄手フィルム。
粉体粉末まで処理しています。
クリーンルーム環境で 200種以上の条件からベストを見出します


MSRプラズマの特徴

 環境に重点:地球にやさしい=プラズマ処理

  
 

環境にいい1

・接着剤からRoHS指令にある有害物質を外しつつも高い密着力を得れる
  

環境にいい2

・複合材からモノマテリアル化が可能に
 

 環境にいい3

・有機溶剤を使用する必要がなくなった
 

 環境にいい4

・密着改善で材料構成見直しが可能に
 

MSRプラズマ表面処理とは

ケミカルとメカニカルの両方から表面を改質

プラズマ表面処理とはプラス電極とマイナス電極間に高周波電源をつかい その空間温度を上昇させることにより気体の分子を解離して原子化、さらに上昇して原子核の周りを回っていた電子が原子から離れてイオンが発生します。その電子とイオンがターゲット材に衝突することで結合を切り接着しやすい 官能基をつくったり材料表面に ラジカルが生成され分子間接合しやすい状態に変化します。

これらとは別に アンカー効果においても酸素エネルギーによって表面はナノレベルで粗面化されます。


コロナ処理をご存知なら 100倍くらいの高い密度で処理ができます。
ライフタイムのおいてはコロナ処理の約4倍(MSRテスト)



これまでの実績いろいろ

     クリックすると拡大します↑

 ■フッ素フィルムの実績

 
PTFE  4フッ化エチレン樹脂
ETFE  旭硝子が開発した丁度良い熱可塑性フッ素樹脂
 
各種 フッ素フィルム
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)
ETFE=テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体
PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP=テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)
PVDF=ポリビニリデンフルオライド(2フッ化)
 

 
MSRの3強プラズマ
プラズマ処理の効果表
 
プラズマ処理 図解説明

材質によりどうしても接着しにくい、または接着材と合わないなど貼り合せの要求は新機能材料が登場する毎に多くの技術者を悩ませます。それゆえ有害な接着材を作らざるをえない場合も多くありましたがこのプラズマが問題を解決して開発を加速させます。
・難接着材料の密着向上
・インクの密着向上
・表面洗浄
 
金属箔、フィルムを大気圧・窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガス・混合ガス・低真空まで材種や方法を問わず受託加工処理が可能です。 
A4サイズならいつでも無料!でサンプル致しますのでお気軽に問い合わせください。 LinkIcon
 

 

でも、接触角より何より大事なのは材料や塗材の性質から相性を見極める実績力なんです。


密着改善

密着改善

MSRプラズマの極み

MSRプラズマの強み

プラズマ洗浄

洗浄

無料サンプル

無料サンプル

素材革命

素材革命

濡れ性調整

濡れ性調整

接着力アップ

接着力アップ

有効期間

有効期間

プラズマいろいろ
接合
プラズマラミネート

プラズマラミネート

コロナ処理、プラズマ処理違い
塗工、塗布のむらを無くす

塗工・塗布ムラ対策改善

 
アルミ箔表面洗浄
濡れ性・密着改善

フィルム広幅は2600mmまで密着改善
最薄3μ 最厚5mm

ガラス表面の濡れ性向上

立体物の表面密着改善

両面同時処理 プラズマ処理

フィルム・金属箔
両面同時処理(表面洗浄と密着改善)

疎水性粒子を改質
親水化・分散性向上