ガラスの種類
ソーダ石灰ガラス、耐熱ガラス、鉛ガラス、結晶化ガラス、石英ガラス、無アルカリガラスなど色々な種類があります。
よく使われるガラス
よく使われるのはソーダ石灰ガラスなどの日用品でも使用される種類のものですが、弊社でよくご依頼いただいているのは、基盤に使用される熱膨張率が少ない無アルカリガラスになります。
ガラスは非常に滑らかで不活性な表面
プラズマ処理は、医療機器、自動車部品、電子デバイスなど、さまざまな産業でガラスと他の材料を接着する際に利用されています。プラズマ処理によってガラス表面が活性化され、接着剤や塗料などの材料がしっかりと密着することで、接着の強度と耐久性が向上し、製品の品質が向上します。
ガラスの元々の接触角
ガラスの種類にもよりますが、20°~80°程度です。
プラズマ処理をする事で10°以下ほぼ0°くらいに濡れる様になります。
これまでの事例
コーティング前の処理
コーティング後の処理
コーティング後の各回路パターンの上からパワー調整を行いダメージを与える事なく、さらに親水化も可能です。
難しいところ・気を付ける部分
使用用途は様々ありますが、弊社にご依頼いただく多くは、半導体や、液晶用途などクリーンな環境下でないと異物の付着や、それによるキズや汚れなどの発生が懸念されます。弊社では洗浄度1000の環境下での処理を実現しておりますので、安心安全に対応させていただきます。
素材には、そのものにしかない特徴があります。異種素材の結合、融合によりこれまで生きる上で便利で必要な新素材を積層技術によりまかなわれてきました。ここにきて、地球存続の危機を訴え始められたことにより地球に悪いと言われる悪玉物質の使用制限が始まっています。でも悪玉と言われる物質が素材通しの融合の助けを多くしてきました。
悪玉物質が使用出来ない今、結びあうことが出来ないといわれている素晴らしい機能を持つ材料がMSRには持ち込まれてきます。
MSRプラズマが地球の為、未来の為 やさしい技術として今日も活躍しています。
密着・洗浄・分散の改善をプラズマ処理で!
[表面改質の実績]
ダイン数って何なの?
表面の特性や物質の密着力を測定する際に、濡れ試薬(wetting agent)として知られるダイン(dyne)がよく使用されます。
ダインは、表面張力を表す単位であり、液体が固体表面にどれだけ密着するかを示す指標として使用されます。液体が固体表面に密着する度合いが高いほど、表面エネルギーが高いと考えられ、密着力が強いとされます。密着力を測定する際には、濡れ試薬を用いて液滴の形状や拡散度などを観察し、表面の性質を評価することが一般的です。
MSRのプラズマ処理は多くのフィルムの表面を改質して密着強度促進したり、アルミ箔や銅箔の表面に付着している油分をプラズマ表面処理で取り除く事を得意としています。(洗浄処理と密着改善)
環境に重点:地球にやさしい=プラズマ処理
環境にいい1
・接着剤からRoHS指令にある有害物質を外しつつも高い密着力を得れる
環境にいい2
・複合材からモノマテリアル化が可能に
環境にいい3
・有機溶剤を使用する必要がなくなった
環境にいい4
・密着改善で材料構成見直しが可能に
JBRプラズマ 生まれました。
MSRの技術部が長い歳月を経て製品化した密着力向上の新しい工法。
通常よりコストアップにはなりますが、密着を考えれば決して高価ではありません。
味見システムの中にラインアップとして盛り込み皆様へお伝えしていきます。
MSRプラズマ処理は
ケミカルとメカニカルの両方から表面を改質
表面改質の実績
PE(ポリエチレン)
PP(ポリプロピレン)
PI(ポリイミド)
PC(ポリカーボネート)
PMMA(アクリル)
COP(シクロオレフィンポリマー)
COC(シクロオレフィンコポリマー)
FE(フッ素)
AL(アルミ箔)
CU(銅箔)
NI(ニッケル箔)
グラファイト
亜鉛箔
モリブレン箔
繊維
膜
■フッ素フィルムの実績
PTFE 4フッ化エチレン樹脂
ETFE 旭硝子が開発した丁度良い熱可塑性フッ素樹脂
各種 フッ素フィルム
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)
ETFE=テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体
PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP=テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)
PVDF=ポリビニリデンフルオライド(2フッ化)